医療搬送研究会初の研修会開催
2021年4月4日(日)、東京都足立区にある鹿浜いきいき館の多目的会議室にて「医療搬送研究会 第1回事例検討会」が開催されました。広いスペース、手指消毒、検温、十分な換気を行い、感染対策に十分注意して、首都圏の介護タクシー・民間救急事業者11名(+オンライン参加1名)が集まりました。
販売担当者による呼吸器取り扱い講義
冒頭、人工呼吸器をはじめ多くの医療機器を取り扱う株式会社アイ・エム・アイの担当者より、呼吸器の取扱いに関する講義がありました。マネキンを使って搬送現場をイメージしながらの講義に参加者全員が注目、多くの質問がありました。
医療機器を使用した搬送事例の紹介
次に東京メディ・ケア移送サービス(当社)代表の長井より、医療機器を使用した搬送事例の紹介がありました。呼吸器搬送事例や生体情報モニタが有用であった搬送事例など、実際の搬送実績に基づく事例を、実際の機器、マネキン、スライドを使って細かく紹介しました。
防護服の着脱実習
最後に新型コロナウイス感染症対策として、防護服の着脱について、実際にコロナ患者搬送を行っている患者搬送乗務員の方に説明をしていただき、その後参加者がペアになって、お互いの着脱方法をチェックしました。
コロナ患者搬送を行っていない事業者にとっては、万が一に備えた実習でしたが、医療、介護の現場を行き来する介護タクシー・民間救急事業者は、感染者を搬送するしないに関わらず、新型コロナウイルス感染症について正しい理解と厳重な感染対策が必要とされています。