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在宅呼吸管理で退院される患者様の移送(東京:新宿区→渋谷区)

 

搬送用人工呼吸器とベッドサイドモニター

搬送区分・エリア 退院搬送・東京(新宿区)→東京(渋谷区)
年代・性別 80代・女性
搬送中の観察・処置 人工呼吸器(MonnalT60)、バイタルモニタリング、アンビューバック、担架

退院して在宅呼吸管理に移行

呼吸管理を継続されたままご自宅で在宅療養される患者様の移送を担当しました。

患者様は2か月半ほど前に救急搬送されて治療を行っておりましたが、渋谷区のご自宅で在宅呼吸管理に移行して療養を継続するため、弊社で移送を担当させていただく事になりました。

退院予定日の2日前に移送のご相談をいただき、急なご依頼となりましたが、SW(ソーシャルワーカー)様に現在の呼吸管理の状態を詳細に伺ったところ、小職が前職で取り扱っていた人工呼吸器で呼吸管理されていることが分かり、移送に際して弊社の人工呼吸器で対応が可能であることが即座に判断できたため、ご依頼をお受けすることになりました。

施設のエントランスイメージ画像
画像はイメージです

移送中は安定したリズムの自発呼吸があっため、PS(プレッシャーサポート:自発呼吸に合わせて、吸気の間一定の圧力をかける方法)による換気補助を継続しながら、バイタルサイン監視のもと移送を行いました。ご自宅までは約30分の移送でしたが、呼吸状態、バイタルとも安定したまま無事転院していただくことができました。

アンビューバックと担架を使ってご自宅へ

ご自宅のマンションではストレッチャーがエレベーターに入らないとの前情報があり、在宅でお世話になる医師がアンビューバックで呼吸を管理しながら弊社スタッフが担架による階段介助でご自宅までお送りしました。到着後速やかに在宅用人工呼吸器を装着し、無事移送完了となりました。

ご入院中は面会が一度もできなかったとのことで、今後はご自宅でご家族様と一緒に安心して療養ができる事にご家族様も安堵しておりました。一日も早いご回復をお祈りしております。